「体験」とは、特別なイベントや経験だけではありません。新しい人との出会いや、知らなかった世界に触れること、何気ない発見や小さな挑戦も、大切な体験の一つです。
私たちマイナビ財団は、そうした日々の積み重ねが、こどもたちの可能性や将来の選択肢を広げていくと考えています。【こどもたちの一歩】では、さまざまな体験を通して生まれた、こどもたち一人ひとりの気づきや言葉をお届けします。

夏休みは、こどもたちがいつもとは少し違う経験や出会いに触れる機会の多い時期です。
旅行や特別なイベントだけが「体験」ではありません。新しい場所へ行ってみること、普段は話さない人と話してみること、知らなかったことを知ること。体験活動は、知識やスキルを得るだけでなく、自己肯定感や社会とのつながりを育む機会にもなるといわれています。
一方で、家庭や地域の状況によって、そうした体験の機会に触れにくいこどもたちもいます。
マイナビ財団ではこれまで、こどもたちが多様な体験や出会いを通じて、自分自身の可能性や将来の選択肢を広げられるよう、さまざまな機会を届けてきました。
私たちが大切にしているのは、「もっと知りたい」「やってみたい」と思えるきっかけをつくることです。
私たちがイベントを実施する中で感じているのは、こどもたちの成長は必ずしも大きな出来事として現れるわけではないということです。
初めて会う人に話しかけてみる。自分とは違う考え方に触れてみる。「できない」と思っていたことに挑戦してみる。また、これまで知らなかった仕事や働き方を知ったり、さまざまな大人の話を聞いたりする中で、「大人にも得意なことや苦手なことがあるんだ」「失敗しながら少しずつ前に進んでいるんだ」と気づくこともあります。そして、その姿を見ながら、「自分だったらどうだろう」「自分にはどんな可能性があるだろう」と考えるきっかけになることもあります。
そんな小さな経験や気づきの積み重ねが、自分への自信や新しい興味、将来の選択肢につながっていくことがあります。 私たちがイベントの中で目にするのは、こうした変化の芽生えです。体験を通して生まれる一人ひとりの気づきや挑戦こそ、体験機会が持つ大切な価値なのではないかと私たちは考えています。

こどもたちは体験を通して何を感じ、何を持ち帰っているのか。その声の中には、自分自身の可能性に気づく瞬間や、新たな一歩を踏み出すきっかけがあります。
私たちは、そうした一人ひとりの言葉を大切にしながら、体験機会の持つ意味を考え続けていきます。ぜひ、こどもたちの声を通して、その「一歩」に触れてみてください。
