お知らせ・活動レポート

  • #キャリア支援
  • #マイナビグループとの協働事業
  • #活動レポート
  • #自主事業

お寿司屋さんの本社で“舞台裏”を体験!中学生向けキャリアイベント『おいしい舞台を社会科見学@お寿司屋さん』開催

この度、一般財団法人マイナビ世界子ども教育財団(以下、マイナビ財団)は、経済的不安を抱える家庭を含む中学生とその家族、計23名に「食」と「キャリア」への興味関心を広げるため、株式会社銚子丸(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長 石田満、以下銚子丸)、株式会社ニチレイフレッシュ(本社:東京都中央区、代表取締役社長 田邉弥、以下ニチレイフレッシュ)、株式会社山治(本社:東京都江東区、代表取締役社長 山﨑康弘、以下山治) とコラボレーションし、「おいしい舞台を社会科見学@お寿司屋さん~見て×聞いて×食べて 体験~」イベントを開催しました。このイベントは2022年から開始し、今回で8回目の開催となります。当日は、お寿司屋さんやお寿司屋さんに関わる大人の仕事やこれまでの経験について知るプログラムや、自分の「得意なこと」ついて考えるワーク、職人に教わりながら行う握り体験など、2日間を通して「食」と「キャリア」に関する様々なプログラムを展開しました。 今回はじめて銚子丸本社でもプログラムを開催。実際の職場を見学することでよりリアルに「働く」ということをイメージすることが出来たようです。

【実施背景】
中学生の時期の体験機会は、体験を通じて新しい知識やスキルを獲得したり、社会的なつながりを築いたり、自己肯定感を高める機会にもなります。しかし、経済的に不安を抱える家庭では、学校外の体験機会にアクセスしづらい状況にあります。そこで、夏休みを含む2日間を通して、体験機会を提供するイベントを企画・実施しました。

【実施概要】
■開催日
<1日目>2025年8月5日(火)
<2日目>2025年8月30日(土)
■会場
<1日目>マイナビ東銀座オフィス(歌舞伎座タワー)
<2日目>銚子丸本社
■参加者
これまでマイナビ財団とつながりのある中高生とその家族
<1日目>7家族16名(子ども9名、保護者7名 ※付き添いのみ)
<2日目>7家族19名(子ども13名、保護者6名)

■プログラム
<1日目>
●仲卸の仕事とは?(担当:山治)
●求人広告の仕事とは?(担当:マイナビ財団)
●ワーク①「得意なことについて」(担当:マイナビ財団)
●ワーク➁「発見!お仕事インタビュー」(担当:マイナビ財団)
●振り返りワーク(担当:マイナビ財団)

子どもたちがお寿司に関わる多様な仕事に出会い、自分の「得意」と将来について考えるきっかけをつくることをねらいとしました。冒頭では仲卸や求人広告など、普段触れる機会の少ないお寿司に関わる仕事を紹介。座談会では仲卸・人材採用・営業・制作の仕事をする大人にインタビューし、多様な大人たちから仕事内容や得意の活かし方を少人数で聞く時間を設けました。最後の振り返りでは、「得意を活かすことの大切さ」を改めて確認しながら、自分の価値観や将来の選択肢について考える時間となりました。

<2日目>
●お仕事紹介&出張工場見学(担当:ニチレイフレッシュ)
●銚子丸で働く大人にインタビュー(担当:銚子丸)
●銚子丸本社ツアー(担当:銚子丸)
●江戸前の技 調理体験・実食(担当:銚子丸)
●振り返りワーク(担当:マイナビ財団)

2日目のプログラムは銚子丸本社で開催。まずはエビがどのように生産され食卓に届くのか、普段は目にすることの少ない生産の裏側や工夫を紹介しました。その後、銚子丸で働く大人へのインタビューや本社ツアー、握り体験を行いました。本社ツアーではオフィスをはじめ、会議室や休憩室、テストキッチンなども見学。今回初めて銚子丸本社で実施したことで、職場や人の雰囲気をより具体的に理解できる機会になり、参加者からは働くことをポジティブに捉えるようになったという声も多く聞かれました。

【参加者の感想】
参加した子どもや保護者からは、次のような感想が聞かれました(抜粋して記載しています)

マイナビ世界子ども教育財団は、今後も経済的不安を抱える家庭の子どもたちに寄り添い、健やかな成長のサポートを通じて、貧困解決の一助となることを目指し、社会課題の解決に寄与してまいります。
——————————————————————
【イベント主催】
株式会社銚子丸株式会社ニチレイフレッシュ株式会社山治、一般財団法人マイナビ世界子ども教育財団
【食材協賛】
第一水産株式会社
【告知協力】
公益財団法人あすのば
——————————————————————