コロナ禍で経済的不安を抱える家庭の新高校1年生218名に『新生活に笑顔を!食料ボックス』を配布

この度、一般財団法人マイナビ世界子ども教育財団は、コロナ禍で経済的不安を抱える家庭の新高校1年生218名に、卒業と入学のお祝いの気持ちを込め、食料や図書カードを同封した『新生活に笑顔を!食料ボックス』を配布しました。
この活動は、株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)が当期純利益の1%を積み立ててきた「世界の子供教育基金」を用いて行われました。


【実施背景
これまでマイナビ財団は、ミャンマー連邦共和国において教育支援事業に取り組んでまいりましたが、この度日本における子どもたちの支援を行いました。主に日本の子どもの7人に1人が貧困と言われる中、新型コロナウイルスの感染拡大により、経済的不安を抱える家庭はより深刻な状況に置かれています。今回の食料ボックスの配布対象である新高校1年生を育てる家庭は、子どもの成長による食費の増加、教育費の増加、生活費の増加と、家計を圧迫するにも関わらず、児童手当ての支給が無くなります。そのうえ、新型コロナウイルスの影響による就労収入減。そういった危機的状況である家庭に少しでも寄り添うため、今回、新高校1年生へ食料支援を実施することにいたしました。

 <申込者からのコロナによる影響の声>

【実施概要】
■対象者
学年:2021年3月に中学校を卒業した新高校1年生
エリア:東京都/埼玉県/千葉県/神奈川県/大阪府
人数:218名

告知協力:子どもの貧困対策センター 公益財団法人あすのば
(事務局:東京都港区、代表理事:小河光治)

■『新生活に笑顔を!食料ボックス』の内容
1.食料
食料は、株式会社マイナビ地域創生を通じて購入し、千葉県袖ケ浦市や周辺地域を中心に生産、製造された地域の特産品やとれたて野菜など、心にも体にも優しくおいしいものを集め、送付しました。食料ボックスは3パターン用意し、家庭の状況にあわせて申込時に希望を伺いました。

<3パターンの食料ボックス>

お米5㎏、野菜(葉物、人参、じゃがいも等)、めん類(パスタ、ラーメン等)、お菓子、ドーナツ等

2.図書カード
子どもたちが今考える欲しいものを自分で選んで購入できるよう、1ボックスにつき1,000円分の図書カードを同封しました。

3.手紙や進学情報も同封
中学校卒業へのお祝いの気持ちを込めた手紙、今回お届けした食料の生産者からのメッセージ文、子どもたちが将来について悩んだときに少しでも支えになれるよう進学情報のお知らせ、マイナビ財団の案内を同封しました。

  <同封書類>      【感想】
食料ボックス配送後、受け取った方々から多くの感想(はがき:50枚以上、WEB回答:80件以上)が寄せられています。

<受け取った保護者の方々からの声><受け取った子どもたちからの声>

<感想はがき>

マイナビ世界子ども教育財団は、今回食料ボックスを配布した218名の新高校1年生へのサポートをはじめとして、今後も経済的不安を抱える家庭の子どもたちに寄り添い、食料のような生活物資に関する支援だけではなく、現状況の改善を目指し、教育支援を行ってまいります。

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【ご協力いただいた団体・企業】
■子どもの貧困対策センター 公益財団法人あすのば
2015年6月19日設立。子どもの貧困の調査・研究、政策提言、支援団体への中間支援、「あすのば入学・新生活応援給付金」などの直接支援等を行う。

HP:https://www.usnova.org/

 

 

マイナビグループ企業
■株式会社マイナビ地域創生
2019年2月設立。地域の特性・資源の価値向上を図り、持続発展可能な地域を創出。
HP:https://sousei.mynavi.jp/

■株式会社マイナビサポート
2002年4月設立。発送代行サービスを中心に、在庫管理サービス、事務局代行・コールセンター、制作・デザイン・印刷等を提供。
HP:https://msc.mynavi.jp/
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【一般財団法人マイナビ世界子ども教育財団】
株式会社マイナビがこれまで積み立ててきた「世界の子供教育基金」を元に、さまざまな問題により教育を受けられない子どもたちに教育の機会を提供していくことを目的として2016年に設立。日本国内および海外における教育支援活動等に関する事業を行い、子どもが教育を受ける機会の提供を通じ、健やかな成長と就労を促進することを目指しています。

【一般財団法人マイナビ世界子ども教育財団 事務局】
Tel:03-6267-4193 Fax:03-6267-4194 Email:office@mynavi-wcef.jp