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給食が無くなる夏休みの時期に、経済的不安を抱える家庭の中学生、計1,016名に『子ども応援!マイナビ財団食料ボックス』を配布

この度、一般財団法人マイナビ世界子ども教育財団は、給食が無くなる夏休みの時期に、経済的不安を抱える家庭の中学生に、食料やメッセージを同封した『子ども応援!マイナビ財団食料ボックス』を配布しました。2021年より開始した「子ども応援!マイナビ財団食料ボックス」の配付は今回で6回目となり、累計3,023名にお届けしています。今回は配布エリアに愛知県と兵庫県を追加し、過去最大の1,016名にお届けしました。
この活動は、株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:土屋芳明)が当期純利益の1%を積み立ててきた「世界の子供教育基金」を用いて行われました。

【実施背景】
主に日本の子どもの7人に1人が貧困と言われる中、昨今食料や光熱費といった生活必需品の値上がりが目立っており、経済的不安を抱える家庭はより深刻な状況に置かれています。今回の対象者である中学生を育てる家庭では、子どもが夏休みに入ると学校給食が無くなることで、食費への影響がより高まります。そこで、夏休みの時期に経済的に苦しい状況にあるご家庭に少しでも寄り添うため、今回、中学生へ食料支援を実施いたしました。

【実施概要】

■対象者
学年:中学2年生、中学3年生
エリア:東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県/宮城県/愛知県/大阪府/兵庫県
※愛知県、兵庫県への支援は今回が初めてとなります
人数:1,016名

告知協力(50音順)
NPO法人アスイク
子どもの貧困対策センター 公益財団法人あすのば
NPO法人チャリティーサンタ
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン
NPO法人LivEQuality HUB

■配布時期
2023年8月上旬
※中学生の夏休みが始まる時期に合わせてご自宅にお届けしました

■『子ども応援!マイナビ財団食料ボックス』の内容

1.食料
中学生がもらって嬉しいお菓子や季節のデザート
過去に食料ボックスを受け取った保護者の方々から、「お菓子を買ってあげられない」「お菓子を買う余裕がない」「子どもに我慢ばかりさせている」といった声が届いております。そこで主食となるご飯だけでなく、心の喜びにもなるお菓子や季節に合わせたデザートを同封しています。また、対象の世帯は、1世帯あたりの子どもの人数が多い世帯が多いことから、家族で分けていただけるよう個包装となっている商品を選定しています。

ご飯×栄養を考えた商品
主食として欠かせないお米。そのお米が美味しいと日々の食事をより彩ることが出来ると思います。そこで、株式会社マイナビが取り組む地域活性事業を通じ、石川県の竹本農場様と茨城県の横田農場様から丹精込めて作られた美味しいお米を購入しました。 また、夏休み中も手軽に栄養を取っていただけるよう、お米のお供として食物繊維やカルシウムたっぷりのわかめふりかけや、ビタミンDが多く含まれる鮭フレークを同封しました。

<受け取った方々からの声>

2.メッセージ文を同封
食料ボックス申込時に実施したアンケートによると、「頼れる人がいない」「精神的に不安」「誰にも相談できない」といった声が届いており、孤独を感じている方、人とのつながりが少ない方々が多いことが分かっています。そこで、食料だけでなく、寄り添いの気持ちをお伝えしたいと思い、マイナビ財団からのお手紙やマイナビ社員からのメッセージ文、そしてお米農家の方から寄せられたメッセージを記載した同封物のご案内資料を同封しました。
また、今後役立つ可能性のある奨学金や支援窓口一覧を記載した資料も同封しています。

マイナビ社員35名からの応援メッセージ
「たくさんの大人が応援しているよ」「世の中にはいろんな人がいて、いろんな考えがあるんだよ」ということをお伝えできればと思い、6つのテーマに沿ってマイナビ社員から中学生への応援メッセージを記載しました。
※6つのテーマ
 これから夏休みを過ごす中学生へ、部活動を頑張る中学生へ
 いじめや不登校など学校生活に悩む中学生へ、高校受験をもうすぐむかえる中学生へ
 友達や先生、家族との人間関係に悩む中学生へ、勉強を頑張る中学生へ
また、「中学生を育てる保護者の皆さんへ」と題して、保護者の方へのメッセージも同封しています。

<社員メッセージ>

<受け取った方々からの声>

奨学金や支援情報
過去に食料ボックスを受け取った保護者の方々から、奨学金の情報や支援情報が欲しいとの声が多く集まったため、奨学金情報検索サービスの情報や公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン様に共有いただいた「相談窓口紹介資料」や「公的支援制度のご案内」を同封しました。

<受け取った方々からの声>

■受け取った方々からの感想
食料ボックス配送後、受け取った方々から多くの感想(紙:約300件、WEB:約280件)が寄せられています。(感想は、WEBと紙の両方で受け付けています)
尚、紙の感想の文字起こしや送付書類の印刷・封入作業は、株式会社マイナビのグループ企業である株式会社マイナビパートナーズが担っています。

<届いた紙の感想>

マイナビ世界子ども教育財団は、今回食料ボックスを配布した1,016名の中学生へのサポートをはじめとして、今後も経済的不安を抱える家庭の子どもたちに寄り添い、食料のような生活物資に関する支援だけではなく、現状況の改善を目指し、教育支援を行ってまいります。

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【ご協力いただいた団体・企業】(50音順)
NPO法人アスイク
子どもの貧困対策センター 公益財団法人あすのば
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
NPO法人チャリティーサンタ
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン
NPO法人LivEQuality HUB

マイナビグループ企業
■株式会社マイナビ 地域活性CSV事業部 マイナビ農業
■株式会社マイナビパートナーズ

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